中学生時代から、占いと密接な関係を持っている自分がいました。
そのころ読んでいた本の一つで、まずはまったのが愛と占いの情報誌というキャッチフレーズでおなじみのMy Birthdayという雑誌でした。
家庭も崩壊し、学校生活でも悩みを抱え、愛が得られそうなものに飢え乾いていました。
愛と表示されている雑誌やアイテムに、自分でも知らず知らずのうちに飛び込んでいってしまったんですよね。
My Birthdayのような占いやおまじない、心理テストを掲載している雑誌に自然と心が引きずり込まれていきました。
日本の雑誌であるにも関わらず、ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベやマドモアゼル・愛など、フランス語圏の人名の執筆者・監修者が存在し、その名前からして不思議な印象を持つことが少なくなかったです。
またMy Birthday読者から寄せられてくるメッセージを読むたびに、その悩みや考えに共感したりもしました。
他にも開運グッズのページで、アクセサリーやおまもりのようなアイテムも扱っていて、そのアイテムに興味を持つことが少なくはありませんでした。
そして約十年後、通信販売の西洋占星術の教材セットで三十万もの高額の通販詐欺に引っかかってしまったのです。
これもMISTYか何かの占い雑誌の広告欄に掲載されていたのですが。
独自にホロスコープを作成することで、出生の秘密とか将来の自分の未来や未知なる世界を探求できることにワクワクしてしまい、結果的に悪い方向にどんどん惑わされていくのでした。
それまでは、占い雑誌で満足していたものが、自分で占ったり専門的に勉強したいと思うまで心変わりしてしまったのです。
恋愛にしても仕事にしても全てが上手く行かず、その度に占いにすがりつき、その度に依存していく自分がそこにはいました。
しかも、三十万もの高価な占い教材を購入したのにも関わらず、人生が好転していくことなど決してあり得ませんでした。
むしろ人生が暗転し、ますます不安感が増していってしまったのでした。
その教材もとても三十万もする価値があるとは感じませんでした。
おそらく、その教材は薄っぺらい教材冊子のようなものが、十冊から二十冊ほど入っていただけだったと思います。
12星座のそれぞれの特徴やホロスコープやハウスの読み解き方が書き記されていたと思うのですが、いずれにしても後悔先に立たずでした。
そのような無価値な西洋占星術教材に、なけなしのお金をはたいてしまった自分に対して深く落胆していきました。
不安や悩み、いらだちを全て解消できるとすがっていた占いが、まさか自分の人生を暗転させる原因だったとはその当時は微塵も感じられることがありませんでしたから。
NYの元悪魔崇拝者のジョン・ラミネス氏が悪霊や悪魔の危険性について警告している日本語字幕の動画があります。少し占いやまじないに繋がる場面があります。
①ジョン・ラミレス1onONE with Damon Davisインタビュー 14:27
②「地獄からの脱出」ジョン・ラミレス- John Ramirez, Escape from Hell 37:12
とネットで動画検索すると出てくるので、一度見てみるといいかも知れません。
この動画は、占いや偶像の危険性、悪霊や悪魔の悪事について対話しながら、または街中を歩きながら具体的に説明しています。
また、書籍はいまだに見たことがないのですが「悪魔の大釜からの脱出」という電子書籍も出しているようです。動画や書籍どちらでも情報を知る事ができます。
さすがに占いもやめたほうがいいと思っていた時に、タロットカードなどの書籍や関連物を全て捨て去ることが出来ました。
長い間どっぷりと依存し、多大な影響を受け続けてきた西洋・東洋の占星術関連の書籍やウェイト版タロットカードを処分できたのは、大きな解放でした。
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2017-03-29 00:00