Under the wheelをもう一度。


夏の長期休暇中に手に取った本、それは「車輪の下」だった。
そして今年2018年の1月、再び手に取ると当時見えなかったことが見えるようになった。
主人公のハンスは、最後自死してしまう。日本の著名作家の文脈と同様の結末だった。
ハンスとハイルナーの「ゲイ」に似た関係が、夏目漱石の「こころ」のKと酷似している。
その後自殺。Kというイニシャルもとても意味深だ。
夏目漱石は名前の通り、目と石がフリーメイソンである。
また、ヘルマン・ヘッセの「デミアン」は秘密結社のことが書かれていると言われている。

「車輪の下」の登場人物が不慮の死を遂げ自殺に追い込まれる点も、村上春樹の作風を感じさせた。
実は1989年、村上春樹の「ノルウェイの森」を友人から進められ借りたことがある。
その友人の家にいくとそこはなんとお寺だった。お寺の娘だったのだ。
宗派は違ったが、村上春樹の祖先も「光明寺」というお寺を運営している。
そして「ノルウェイの森」は、異性の愛だったがやはり二人自殺しているのだ。
クリスマスカラーの装丁からも「ドルイド」を連想した。
「車輪の下」のハンスも最初のころは、神様の存在や魂のゆくえや悪魔のことを考えていた。
しかし、マウルブロンの神学校の試験合格に向けて勉学に励むうちに、その良心が失われていく。
マウルブロンの神学校を調べると、やはり「ドルイド」だった。
後にハンスは、新約聖書を牧師から習うが、次第に誇り、焦り、自尊心が増し加わっていった。
牧師は復活を信じていなかった。ハンスの為に祈ることもしていなかった。
聖書批判ばかりだったのだ。神様の愛よりもラテン語やギリシャ語を熱心に教えていたのだ。
日本の詰め込み教育と同様だ。牧師とハンスからは、むしろサタンの思想を強く感じてしまうのだった。
ヘルマン・ヘッセの祖国のドイツと日本は、離れているが実はとても密接な関係だ。
実は幼い頃何故か「ゲルマン」や「ゲシュタポ」という言語を耳にしていた。
現代もマスコミがヒトラーをテーマにしている度に不思議だった。
実際、ドイツパンの店も見かけるようになった。そこで扱ってるライ麦パンは、砂糖やバターや卵を使用していない。ヴィーガン向けだ。
ヴィーガンやベジタリアンは有名人、イルミナティに多い。
伝説のスター、リヴァー・フェニックスもヴィーガンだった。
彼の名前は、ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」の川にちなんで名付けられたのだ。
フェニックスも悪魔崇拝に繋がり、親もカルトの活動家で彼はそこで苦しんでいた。
話を戻して、そんなハンスも休暇の時だけは癒されていた。自然に癒されていたのだ。
しかし、それも続かなかった。
靴屋のフライクだけは、ハンスの為に祈っていた。試験の当日、祈っていたのだ。
普段から牧師の所にいくハンスを見ては、ため息をついていた。
おそらく牧師は聖書は偽物で嘘を書いているというだろうとハンスに伝えていたのだ。
聖書は人間が書いたものとか、聖霊を感じないといったら私の所にきなさいと。
新約聖書を読んだあかつきには、神様を信じなくなるとも警告。
神学校で一緒だったヒンディンガーも、池でおぼれ死んでしまう。
結局「車輪の下」でも二人の命が奪われてしまったのだ。

終わりに…。

車輪は、サンスクリット語でチャクラを表します。スピリチュアルの思想に繋がります。

スピリチュアル関連 セレスティン予言への誘い。
関連 インディアンとペヨーテの儀式。

人間は、たとえ異性愛、家族愛、友人愛を求めて掴んだとしても満たされることはありません。

最初は新鮮で楽しめても、色あせて長くは続かない。むしろ、苦痛にすら感じてしまう。

人間は愛が欠落してるし、相手が本当に守ってくれるわけでもない。傷つけあうことも多く虚しいのです。

2018年 7月 4日

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